「住まいの顔」とも言われる玄関は毎日出入りする場所であり、お客様が最初に目にする場所です。
だからこそ、玄関のリフォームをする際はおさえておきたいコツが数多くあります。
住まいを守る!玄関の安全性
空き巣被害は今も昔もなくなりません。泥棒の侵入経路にはベランダや窓があり、玄関からの侵入も多いです。
だからこそ、玄関の安全性は重要視したいポイントです。玄関はワンドア・ツーロックにしたり、錠は複製が難しくピッキングに強い「ディンプルキー」や、上下非対称に作られた「ウェーブキー」などを使用して防犯性を高めましょう。 また、TVモニター付きのインターホンを設置すれば、訪問者の顔を確認できるので安心です。
より快適に!断熱性や使いやすさ
玄関は、人だけではなく熱も出入りします。寒い冬を暖かく過ごすためにも、玄関ドアは断熱性の高いものを選びましょう。断熱性に優れた玄関ドアにすることで熱の出入りをおさえ、光熱費の節約や過ごしやすい室内づくりにつながります。
また、高齢の方が開閉しやすいようにハンドル式のドアノブにする、車いすでも出入りしやすい両開きや親子ドアにするなどの配慮も大切です。ほかにも、ベンチがあれば靴を脱ぎ履きする際の転倒防止になり、手すりがあれば段差の登り降りが楽になります。
玄関を広くスッキリと
玄関はスペースが限られていますが、天井や壁材を工夫することで広く見えます。例えば、壁材より天井の色を明るくすると視覚効果で広く感じます。
また、中に靴が収納できる玄関踏み台や天井まである壁面収納などは、収納スペースも確保できて見た目もスッキリするので便利です。
玄関リフォームをする際はライフスタイルなどを考慮しながら、限られたスペースを上手に活用できる工夫をしていきましょう。