浴室やトイレ、キッチンなどの水まわりは生活に大きく影響する場所だからこそ、リフォームする際は快適性や安全性にこだわりたいものです。こちらでは、今よりワンランク上の生活を送る水まわりのリフォームポイントをご紹介いたします。
キッチン
料理を作る場所であるキッチンは、頻繁に利用する方が快適に作業できるように考慮することが大切です。
まず「収納スペースが足りない」「作業スペースが狭い」など、今のキッチンに対して抱えている不満点を整理してみましょう。
その後、それらの問題を解決できる「キッチンスタイル」「レイアウト」を決めていきます。ほかにも、作業がしやすいシンクの高さ、調理をする際に必ず使うシンク・冷蔵庫・コンロの位置、掃除のしやすさなどを考慮すると、清潔で快適に作業ができるキッチンが実現します。
浴室
石鹸や水を使う場所である浴室は、家族の健康を守るため安全性に考慮することが大切です。
浴室では転倒してケガをする危険がありますし、寒冷差によってヒートショックを起こす可能性もあります。転倒防止のために滑りにくい床材を使用する、手すりを設置する、段差を減らすなどの安全対策をしましょう。
命を落とす危険があるヒートショックを防ぐには、床暖房や暖房機能の設置などといった対策が欠かせません。また、浴室は1日の疲れを癒す場所なので、浴室を広めにする、窓を大きくするなどリラックスできる工夫を取り入れることもおすすめします。
トイレ
トイレはプライベート空間であり、汚れやすい場所でもあります。毎日快適に使えるように、掃除のしやすさは重要です。掃除がしやすい壁材や床材を使用する、邪魔にならない収納スペースを設置するなど細かい部分に配慮していきましょう。
住みたいエリアの地価相場などを事前に調べることで、家づくりの予算をどれだけ組むか目安にすることもできます。注文住宅の購入資金は土地や建物の購入費用の他に、電気工事費・ガス工事費・引越し費用・新調する家具代など様々な諸費用が発生します。
また、風通しがよい方向に換気扇や窓を設置すると臭気が排出しやすくなり、日光が入るように設計すると清潔感があって湿気対策にも役立ちます。
ほかにも、将来のことや体調の悪い日のことを考慮して段差をなくす、手すりをつけるなどの工夫を取り入れることも大切です。
