\共働き家族がラクになる間取りアイデア集/
◆ポイント①:朝の混雑を回避!
“回遊動線”で家族みんながスイスイ動ける。
・玄関〜洗面〜キッチン〜リビングがぐるっとつながる「ぐるっと動線」がおすすめ!
◆ポイント②:洗濯〜収納を“一筆書き”に!
・室内干しスペースからファミリークローゼット、洗面・脱衣所を近くにすることで、洗濯動線がぐんとラクに。
◆ポイント③:宅配&ごみ出しも時短!
・宅配ボックスや外部収納、ゴミ仮置きスペースが大活躍。
1. 家事動線を短くする
家事を効率的に行うためには、家の中をどのように移動するかが重要です。
- 「水回り」をまとめる: キッチン、洗面所、浴室、トイレといった水回りを1箇所にまとめると、配管工事がシンプルになるだけでなく、掃除や洗濯がスムーズになります。
- 「キッチン↔洗面所」の動線: 料理をしながら洗濯機を回したり、お風呂の準備をしたりと、キッチンと洗面所を行き来する機会は意外と多いもの。この2つを近くに配置することで、家事の時短につながります。
- 「キッチン↔ダイニング」の動線: 料理の配膳や後片付けが楽になるよう、キッチンとダイニングは隣接させるのが基本です。カウンターキッチンにすると、さらにスムーズになります。
2. 収納を計画的に配置する
収納は、多ければ多いほど良いと思われがちですが、大切なのは「どこに、何を、どれだけ収納するか」を具体的に考えることです。
- 「使う場所」に「使うもの」を収納: 玄関には靴やコート、リビングには日用品や書類、キッチンには食品や調理器具など、使う場所に使うものを収納する「適材適所の収納」を心がけましょう。
- 「ウォークインクローゼット」の活用: 衣類だけでなく、季節家電やキャリーケースなど、かさばるものをまとめて収納するのに便利です。家族みんなの衣類をまとめて管理できる「ファミリークローゼット」も人気です。
- 「パントリー」や「土間収納」: 食料品のストックや災害時の備蓄に役立つパントリー、ベビーカーやアウトドア用品などを置ける土間収納も、あると非常に便利です。
3. 将来を見据えたフレキシブルな間取り
家族構成やライフスタイルは、年を重ねるごとに変化していきます。
- 「可変性のある間取り」: 子ども部屋は将来、夫婦の寝室や趣味の部屋として使えるように、間仕切り壁を後から設置できるような設計にしておくと良いでしょう。
- 「1階に寝室や和室を設ける」: 高齢になった時のことを考えると、階段の上り下りが負担になる可能性があります。1階に寝室や和室を設けておくと、安心です。
4. 快適な暮らしのためのプラスアルファの工夫
- 「自然の光と風を取り入れる」: 窓の位置や大きさを工夫することで、家全体が明るく、風通しの良い空間になります。隣の家との位置関係も考慮して、プライバシーを守りながら光を取り込めるようにしましょう。
- 「コンセントの位置」: 家具の配置を考え、必要な場所に十分な数のコンセントを設置することが大切です。特にリビングやキッチンは、家電が増えがちなので多めに配置しておくと便利です。
- 「プライバシーを守る空間」: 個室以外にも、家族が一人になれるような「書斎」や「スタディスペース」があると、より快適に過ごせます。
間取りは、一度決めるとなかなか変えられないからこそ、後悔のないようにしっかりと考えておきたいですよね。
一番大切なのは、ご家族のライフスタイルや理想の暮らしを具体的にイメージすることです。
「朝起きてから夜寝るまで、家の中をどのように動くか」 「休日は家でどのように過ごしたいか」 「どんなものをどれくらい持っているか」
といったことを、ご家族でじっくりと話し合ってみてください。
素敵な新築ライフを応援しています!