ちょっと一息ブログ

滋賀で新築・注文住宅・リフォームのおおやま工務店

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住まいの大敵、結露対策!

滋賀県栗東市小野にて自然素材を中心に新築・リフォームを手掛けておりますおおやま工務店です(#^.^#)

あーーー、寒い!

特に、朝晩がつらい。

暖房を使い始めると気になるのが、お肌の乾燥と窓の結露。

足して2で割れればいいのに チーン

乾燥するからって、加湿器を使えばさらに結露がひどいことにあせるあせるあせる

もーどうすんの??!パンチ!

と、ジレンマ発生中です。

基本的に、結露の解決策は2つ。

①断熱性能を上げる

②換気をする       です。

なんで、窓に結露ができるのかっていうと、窓自体が冷えているから!

他より冷える場所、弱点に結露は発生します。

昔々理科の授業で習った、飽和水蒸気量って言葉覚えていますか?小学校かな?中学校かな?

同じ量の空気でも、温かい空気と冷たい空気では、気体として存在できる水分量がかわってきますよってはなし。

例えば、

温かい空気がタラータラータラータラータラーこれだけの水分を空気中にキープできるのに対して

冷たい空気だと、タラータラータラーこれだけしかキープできない、となると

温かいリビングで、タラー5コ分の水分をキープしていても、窓際で冷やされた空気は、タラー3コ分しかキープできなくなって

溢れたタラー2個分が窓に水滴となって出現したってこと。飽和状態で溢れ出たって感じ。

タラータラータラータラータラータラータラータラータラータラー

じゃあ窓が冷えなければ、水滴は出てこない!ってことやん!ということです。

実際、窓を冷やさないようにするのは、内窓(今ある窓の内側に設ける窓/二重窓)を付けたり、

窓下にオイルヒーターや蓄熱暖房機などで窓付近の空気を温めたりという方法があります。

(断熱シートを窓貼ったりするものもありますが、格好のよいものではないので。。。)

それでも100%失くすことは、出来ません。

空気中に一定以上の水分がある限り、室内空間に他より冷えた場所に発生します。

意外と窓以外にも発生していて、屋外と屋内とを遮る壁とか、屋内間の壁でも温度差が大きくなると発生します。

窓に限らず、同じ空気を共有する冷えた部分にしっとりとということも。(押入れの中とかの場合も)

(内窓は、防音効果も高まるし、暑さ寒さからも守ってくれるので、設置の価値は大いにあると思います。)

新築では、窓は枠もガラスも断熱性能が高いものが当たり前になってきています。

(樹脂サッシ、Low-eペアガラス、ガス入りガラス、トリプルガラスなど)

条件は、内窓と同じで100%は防げませんが、確実に冷えにくくなって、結露は減ります。

もう一つは、タラーの数を減らすということ。

呼吸やキッチンの煮炊き、観葉植物、ガスや灯油などの暖房でも、タラーは発生します。

ガスや灯油の暖房を、エアコンや電気ヒーターにかえることはできますが、他は、減らすことはほぼ無理です。

(ガスや灯油の方が、パワフルであったまるスピード早くていいんですよね。)

加湿器なんて作動しようもんなら、タラーガンガン増えていきます。

ということは、室内で発生したタラーを、外へ放ってしまう換気が必要になります。

換気扇や窓を開けた換気が。

いや、絶対寒い!!!

せっかくの温まった空気、窓開けたくない、換気したくない!というのが正直な気持ちです。

実践するのは、なかなかつらい。

しかし、結露対策には換気が一番です。

とは言いつつ従来の換気方法では、せっかくの暖房(冷房)が逃げちゃう。

なので、新築では、そんな熱の損失を防ぐ換気方法が主流になりつつあります。

『熱交換換気システム』というものが個人住宅でも採用されることが多くなってきています。

水分や空気の汚れなんかは、しっかり排気して、空調で温められたり冷やされて調整された温度は、

逃がさないように換気するシステムです。

住宅メーカーさんとかなら既に標準仕様だと思います。

(わかりやすイラストがあったのでネット上よりお借りしました。

参照:https://www.atatakazoku.com/build/necessary/911)

ひと昔前の住宅に比べ、住宅の気密性能がすごくよくなっているので、換気は必須です。

(ほぼ)完全密閉状態。換気しないと不衛生、不健康です。

温度ごと空気の入れ替えをするのか、温度は変えずに空気だけを入れ替えるのか。

どちらにせよ、換気は必ずする必要があります。

既存住宅にも、後付けで電源さえあれば、熱交換換気システムを部屋ごとに取り付けることは可能です。

小さいエアコンみたいな形状のものでちょいとブサイクなのが難点です。

樹脂サッシなどの断熱窓と高性能の断熱材、熱交換式の換気システムで、結露対策は完璧です。

お家の中の温度も保たれ、この時期高齢者に心配なヒートショック*も防げます。

(*温度差で生じる血圧の急なアップダウンで起こる症状)

こんな管理された空間が、一般住宅でも当たり前の時代に突入しました。

(まだ、少しハードルはありますが・・・。)

結露の発生を防ぐと、カビの発生を防いだり、壁紙クロスの伸び縮みを防いでくれたり、

家自体を健康に長持ちさせてくれます。

ヒートショック対策にもなるし、アレルギーなどの原因のカビの発生も抑制できていいことづくし。

予防医療の観点からもよいものですw

赤ちゃんからお年寄りまで、みんなにやさしい住まいにつながります!

すべて快適にコントロール出来て、なんだか情緒がなくなりそうですが、

そんな中でもあたらしい情緒を見出すのが日本人かもしれませんねw

自然素材の家づくりのeco家 おおやま工務店です。 滋賀県栗東市を拠点に注文住宅の設計施工を行っております。 スギをメインとした無垢の床材や珊瑚などを原料とする琉球の塗り壁を標準採用しています。自然素材が作り出す空間の心地よさを提供していきます。 お客様といっしょに愛着が深まる家づくりにこだわり、小さな工務店だからこそできる、この世に2つとない特別な住まいをご提案します。 モデルハウス見学や相談会も随時受付中。お気軽にお問い合わせ下さい。

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