「最初にもらった見積もりより、工事費が高くなることはありますか?」
リフォームを考えている方から、よくいただく質問です。
結論からいうと、工事を始めてから、最初の見積もりには含まれていなかった修繕が必要になる場合があります。
特に、古い家のリフォームでは、壁や床を壊してみて初めて分かることがあります。
① 壁や床をめくったら、下地が傷んでいた
例えば、キッチンやお風呂を解体したところ、
- 木材が腐っている
- 水漏れの跡がある
- シロアリによる被害がある
- 下地が傷んでいる
といった状態が見つかることがあります。
見えている部分だけを新しくしても、内部が傷んだままでは安心して使えません。
そのため、必要に応じて下地や土台などの補修を行います。
② 水漏れや配管の劣化が見つかった
古い住宅では、給水管・排水管などが劣化していることがあります。
キッチンやお風呂を新しくする工事では、既存の配管を確認して、
「このまま使えるか」
「交換したほうが安心か」
を判断します。
配管の状態によっては、予定していなかった交換工事が必要になることもあります。
③ 電気配線や分電盤の変更が必要になった
IHクッキングヒーター、食洗機、浴室暖房乾燥機、エアコンなどを新しく設置すると、電気容量や配線の変更が必要になる場合があります。
特に古い住宅では、現在の暮らしに合わせて電気設備を見直すことも大切です。
④ お客様から追加の工事を希望された
工事を進めている途中で、
「せっかくなら、ここも直したい」
というご希望が出ることもあります。
例えば、
- 壁紙も張り替えたい
- 収納を追加したい
- コンセントを増やしたい
- 照明を変更したい
- 建具も新しくしたい
などです。
この場合は、追加する工事の内容と金額を確認してから進めることが大切です。
追加費用をできるだけ防ぐには?
「工事を始めてから金額がどんどん増えたらどうしよう……」
そう思われるのは当然です。
だからこそ、リフォームでは見積書の金額だけを見るのではなく、「どこまで工事に含まれているのか」を確認することが大切です。
見積もりの段階で、
「この金額に何が含まれていますか?」
「追加費用が発生する可能性がある部分はどこですか?」
「解体してから分かることはありますか?」
と聞いておくと安心です。
また、追加工事が必要になった場合も、工事を勝手に進めるのではなく、理由と金額を説明してもらい、納得してから依頼することが大切です。
リフォームは「見えない部分」も確認することが大切
リフォームは、新築と違って、すでに建っている家を直していく工事です。
そのため、壁の中・床の下・天井裏など、実際に工事を始めてから分かることがあります。
特に築年数が経っている住宅では、見た目だけでは判断できない部分もあります。
おおやま工務店では、滋賀県栗東市を拠点に、小さな修理から水回り・間取り変更・断熱・バリアフリーなどのリフォームまで、自社大工が対応しています。
「まだリフォームするか決めていない」
「どこを直したらいいのか分からない」
「見積もりだけ相談したい」
という段階でも大丈夫です。
今の家の状態を確認し、必要な工事と、そうでない工事を一緒に考える。
それも工務店の大切な仕事だと考えています。
リフォームで後から「こんな費用がかかるとは思わなかった」とならないためにも、気になることは工事前に何でもご相談ください。

