冬になると気になるのが、窓まわりの結露や、肌や喉の乾燥。室内環境が不安定だと、快適性が下がるだけでなく、カビやウイルスの繁殖にもつながり、住まいの寿命にも悪影響を及ぼします。
そこで注目されているのが、自然素材を使った家づくり。自然素材は、見た目の温かさや質感だけでなく、調湿性に優れ、冬のトラブル対策にも大きな効果を発揮します。
本記事では、新築・リフォームで取り入れたい“自然素材による結露・乾燥対策”をわかりやすく解説します。
■ なぜ冬は「結露」と「乾燥」が同時に起こるのか?
冬は暖房を使用することで室内外の温度差が大きくなり、窓や壁に水滴が発生しやすくなります。一方で空気が冷たいため、水分量が減って乾燥しやすい季節でもあります。
つまり冬は、
- 結露が出る場所(窓・壁・床)
- 乾燥する場所(部屋全体)
が同時に存在する「空気環境が不安定な時期」。
この問題を根本から改善するには、“空気を整える”ことが最も重要です。
■ 自然素材が冬の住まいに強い理由
① 調湿性能で「結露・乾燥」を自動調節
無垢材・珪藻土・しっくいなどの自然素材は、空気中の湿気を吸収・放出する調湿性能を持っています。
冬の乾燥時には湿気を放出し、逆に結露しそうな時には湿気を吸い取るため、空気のバランスが整います。
② 空気がやわらかく、体感温度が上がる
自然素材の内装は、プラスチック素材のクロスやフローリングに比べ、表面温度が一定で“ひんやり”しにくいのも特徴。
体感温度が上がることで、暖房の過度な使用も抑えられます。
③ カビ・ダニの繁殖を抑え、家が長持ち
調湿性が高いと、結露によるカビの発生リスクを軽減。壁内結露の防止にもつながるため、構造材が守られ、家の寿命を延ばします。
■ 冬の住環境を整える自然素材のおすすめ
● 無垢フローリング
足元が暖かく、木の香りでリラックス効果も。
冬の乾燥をやわらげながら、結露対策にも有効。
● 珪藻土・しっくい壁
高い調湿効果があり、ニオイや化学物質の吸着力にも優れています。
寝室・リビング・玄関など幅広く採用できます。
● 木製サッシ・断熱窓との併用
自然素材だけでなく、窓の断熱性能向上も結露対策には重要。
木製サッシや樹脂窓を組み合わせることで、窓まわりの結露を大幅に減らせます。
■ 新築・リフォームでできる「冬に強い家」づくりのポイント
1. 自然素材+断熱性能のバランスが大事
調湿性能だけでは限界があります。
断熱性能を高め、温度差を減らすことで結露を根本から防ぎます。
2. 換気計画を見直す
冬は換気不足になりがち。
第一種換気や適切な窓の配置によって、空気がよどまない住まいに。
3. 部屋ごとの湿度環境を確認
子ども部屋・寝室など、乾燥しやすい空間は自然素材の比率を増やすなどの調整が有効です。
■ 冬に心地いい家は“素材選び”で決まる
結露と乾燥に悩まされる冬こそ、自然素材のメリットが最大限に発揮されます。
- 毎朝の窓拭きが不要
- 肌や喉の乾燥が軽減
- カビの心配が少ない
- 家が長持ちする
という「冬の悩みをトータルで解決」できるのが、自然素材の家づくりです。
新築・リフォームを検討中の方は、ぜひ“自然素材×冬の快適性”をテーマに計画してみてください。
■ 冬の結露・乾燥対策|よくあるQ&A
Q1. 自然素材の家は本当に結露しにくいの?
A. はい、調湿性の高い自然素材を使うことで“結露しにくい室内環境”をつくることができます。
ただし、窓の断熱性能が低いと外気温との温度差が大きくなるため根本解決にはなりません。
自然素材+断熱窓・換気計画の見直しのセットが最も効果的です。
Q2. 珪藻土・しっくいの壁はどこに使うのがおすすめ?
A. 冬に乾燥が気になる「寝室」や、湿気がこもりやすい「リビング」「玄関」「クローゼット」などに特に効果があります。
部屋ごとに湿度の傾向が異なるため、用途に合わせて部分採用するのもおすすめです。

Q3. 自然素材はお手入れが大変では?
A. 無垢材や珪藻土は人工素材に比べると扱いに気を使う面もありますが、
日常的には「乾拭き」「通気を確保する」程度でOKです。
長期的に見ても、自然素材は経年変化を楽しみながら長く使うことができ、メンテナンス性の高さも魅力です。
Q4. リフォームでも結露・乾燥対策はできますか?
A. もちろん可能です。
たとえば、
- 内装材を自然素材に変更
- 内窓の追加で断熱性アップ
- 玄関や寝室の湿度改善リフォーム
など、部分的な工事でも効果が得られます。
「窓だけ」「一室だけ」といった小さなリフォームでも改善につながります。
Q5. 補助金や助成金は使えますか?
A. 結露対策に有効な「断熱窓の交換」「内窓設置」「高断熱リフォーム」は、国や自治体の住宅省エネ補助金の対象になることがあります。
年度ごとに制度が変わるため、工務店に最新の情報を確認するのがおすすめです。
Q6. まず相談するならどこを見てもらえばいい?
A. 冬の住まいのお悩みは、
- 結露が発生している場所
- 湿度のムラがある部屋
- 寒さを感じるポイント
おおやま工務店株式会社では、
暮らしやすさと健康を第一に考えた自然素材の家づくり・リフォームをご提案しています。
「結露に困っている」「乾燥がつらい」などのお悩みも、お気軽にご相談ください。

