家づくりやリフォームを考えるとき、
「間取り」や「設備」に目が行きがちですが、
実は「暮らし心地を大きく左右するのが“素材選び”」です。
木のぬくもり、塗り壁のやさしさ、タイルの表情。
それぞれの素材には、見た目だけではない心地よさと機能性があります。
今回は、自然素材住宅・新築・リフォーム・増改築を検討している方に向けて、
木・塗り壁・タイルの魅力と選び方のポイントを分かりやすくご紹介します。
なぜ「素材選び」が暮らしを左右するのか
素材は、毎日目に入り、触れ、空気に影響を与える存在です。
・夏のベタつき
・冬の冷たさ
・室内の空気感
・経年変化の楽しみ
これらはすべて、素材によって変わります。
「高級だから」「流行っているから」ではなく、
自分たちの暮らしに合う素材を選ぶことが、
長く快適に住める家づくりにつながります。
木の魅力|ぬくもりと経年変化を楽しむ素材
● 木は“視覚的にも体感的にもあたたかい”
無垢材の床や天井は、
・足触りがやさしい
・冬でもヒヤッとしにくい
・空間に落ち着きを与える
といった特長があります。
● 時間とともに味わいが増す
木は使い込むほどに色合いが変化し、
家族の暮らしの歴史が刻まれる素材です。
新築はもちろん、
・LDKの床だけ
・造作家具だけ
など、部分使いでも効果的なのが木の良さです。
塗り壁の魅力|空気を整え、表情を楽しむ
● 調湿性で一年中快適な室内環境に
漆喰や珪藻土などの塗り壁は、
湿気を吸ったり吐いたりする調湿効果があります。
・結露対策
・カビ対策
・空気のこもり感軽減
にもつながり、特に子育て世代やアレルギーが気になる方に人気です。
● ひとつとして同じにならない“表情”
コテ跡や仕上げ方によって、
同じ塗り壁でも表情はさまざま。
「完璧すぎない」
「少しムラがある」
そんな手仕事ならではの風合いが、空間をやさしくしてくれます。
タイルの魅力|実用性とデザイン性を両立
● 水まわりに強く、お手入れしやすい
キッチンや洗面、トイレに使われることの多いタイルは、
・水に強い
・汚れが落としやすい
・耐久性が高い
という実用面のメリットがあります。
● “見せ場”として使える素材
最近は、
・洗面の背面
・キッチンの立ち上がり
・玄関のニッチ
など、ポイント使いで取り入れる方が増えています。
空間のアクセントになり、
シンプルな家づくりの中で個性を出せる素材です。
素材選びで失敗しないためのポイント
✔ 全部を自然素材にしなくてもいい
予算やメンテナンスを考え、
1階だけ・LDKだけなどの選択も十分アリ。
✔ 実物を見て、触って決める
カタログだけでなく、
質感・色味・触り心地を確認することが大切です。
✔ 暮らし方から逆算する
・掃除のしやすさ
・子どもの成長
・将来のメンテナンス
まで考えた素材選びが、後悔しない家づくりにつながります。
まとめ|素材を選ぶことは、暮らしを選ぶこと
木・塗り壁・タイルは、
それぞれに役割と魅力があります。
大切なのは、
「どれが正解か」ではなく、
「自分たちの暮らしに合っているか」。
新築でも、リフォームでも、増改築でも、
素材を見直すことで、
今よりもっと心地よい住まいがきっと叶います。
「素材から考える家づくり」、
ぜひ一度、体感してみてください。

