大工とつくる造作デスク&本棚!新築で叶える家族共用の特別な空間
新築マイホームを計画する際、間取りと同じくらいこだわりたいのが「家具」ですよね。 特に最近では、リビングの一角やスタディコーナーに、大工さんが現場で作る「造作デスク」と「造作本棚」を取り入れるご家庭が増えています。
今回は、既製品にはない「造作家具」の魅力と、家族みんなで快適に使える空間づくりのコツをプロの視点から解説します。
1. なぜ「造作デスク&本棚」が選ばれるのか?
「造作(ぞうさく)」とは、大工さんや家具職人がその場所に合わせて作るオーダーメイドのこと。なぜ新築時に造作を選ぶ人が多いのでしょうか?
ミリ単位のジャストフィット
既製品のデスクを置くと、どうしても壁との間に微妙な隙間ができたり、コンセントが隠れてしまったりすることがあります。造作なら、部屋の幅や奥行きに合わせてミリ単位で設計できるため、無駄なスペースが一切生まれません。
インテリアの統一感
床材や建具(ドア)と同じ木材を使って製作できるため、空間全体の統一感が格段に上がります。「家の一部」として馴染むため、リビングに大きな本棚を置いても圧迫感を感じにくいのがメリットです。
耐震性と安全性
壁や床に直接固定するため、地震の際も倒れてくる心配がありません。特にお子様が使う場所や、重い本をたくさん収納する本棚において、この安心感は非常に大きなポイントです。
2. 家族共用を成功させる「3つの設計ポイント」
家族みんなで使う「スタディコーナー」や「ライブラリースペース」を作るなら、以下の3点に注目してみましょう。
① 奥行きと幅の「黄金比」
- デスクの奥行き: ノートパソコン作業なら45cm〜50cm、お子様の宿題やデスクトップPCなら60cmあると快適です。
- 幅: 大人2人が並ぶなら180cm以上、1人なら90cm〜120cmが目安です。
② 配線の「隠し技」
デスク周りは、パソコン、タブレット、スマホの充電器などでコードが散らかりがち。 あらかじめ天板に「配線孔(コードを通す穴)」を開けたり、足元に隠しコンセントを設置したりすることで、常にスッキリとした見た目を保てます。
③ 本棚の「可動棚」
本のサイズは、文庫本から大型の図鑑までバラバラです。造作本棚にするなら、棚板の高さを自由に変えられる「可動レール」を採用するのが鉄則。将来、収納するものが変わっても柔軟に対応できます。
3. シーン別!造作デスクの活用アイデア
- リビング横のスタディコーナー: キッチンから目が届く場所に設置すれば、お子様が宿題をしている様子を見守りながら家事ができます。
- 2階ホールのセカンドリビング: 階段を上がった先の共有スペースを読書コーナーに。家族それぞれの「お気に入り」を持ち寄る本棚は、家族の絆を深める場所になります。
- 寝室横のワークスペース: リモートワークが定着した今、静かな環境で集中できるコンパクトな造作デスクも人気です。
4. 知っておきたい「造作」の注意点
魅力いっぱいの造作家具ですが、検討時に注意すべきこともあります。
- 後から動かせない: 一度固定すると場所を変えられません。将来の使い方の変化(子供が個室に移動するなど)を想定したレイアウトが重要です。
- コストの検討: 既製品の簡易的なデスクに比べると、材料費と工賃がかかります。しかし、長く使い続けられる耐久性と満足度を考えれば、投資価値は十分にあります。
まとめ:世界にひとつだけの空間を
大工さんと共につくる造作デスクと本棚は、単なる家具ではなく、家族の時間が刻まれていく「特別な場所」になります。
「ここにどんな本を置こうか?」「ここでどんな作業をしようか?」 そんなワクワクを詰め込めるのが注文住宅の醍醐味です。ぜひ、あなたのご家族にぴったりの「特別な空間」を叶えてくださいね。

